ファクタリングの請求書の作り方!必要な記載項目や初心者でもわかる3ステップ

資金調達の手段として注目されている「ファクタリング」。

特に、早期の現金化が求められる個人事業主や中小企業の間で利用が広がっています。しかし、

「ファクタリングって何から始めればいいの?」

「請求書ってどんな形式で作ればいいの?」

といった疑問や不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ファクタリング利用に欠かせない請求書の役割と正しい作り方を、初心者にもわかりやすく丁寧に解説します。

必要な記載事項から書き方の手順、注意点、そして実際に使える記載例・テンプレート見本まで、実用性にこだわってまとめています。

 

ファクタリングの請求書の作り方!必要な記載項目

請求書には形式的なルールはありませんが、ファクタリングでの使用を想定した場合には、以下のような項目を含めることが必須です。

  • 請求書の発行日
  • 請求書番号(管理用)
  • 請求先の企業名・住所・担当者名
  • 自社の名称・住所・連絡先
  • 請求金額(消費税込)
  • 取引内容(品目・サービス名・数量・単価など)
  • 納品日や業務実施日
  • 支払期日(入金予定日)
  • 振込先口座情報(通常は自社名義)
  • 摘要欄や備考(注文番号・契約番号など)

これらの情報を網羅的に記載することで、ファクタリング会社に安心感を与える請求書になります。

請求書の作り方|初心者でもわかる3ステップ

1. テンプレートを用意する

まずはWordやExcelGoogleスプレッドシートなどで請求書のテンプレートを用意します。会計ソフトや請求書作成サービスの無料テンプレートを活用するのもおすすめです。

2. 正確に記入する

請求日・請求先情報・請求金額・取引内容・支払期日など、前述の項目を正確に記入します。とくに数字(請求額や期日)については、誤記のないよう二重チェックしましょう。

3. PDFで保存・提出する

作成した請求書は、改ざん防止のためにPDF形式で保存しましょう。ファクタリング会社への提出も、メール添付などでPDFが一般的です。

請求書の記載例(テンプレート見本)

請求書番号:INV-20250729
発行日:2025年7月29日
請求先:株式会社ABC
住所:東京都〇〇区〇丁目〇番地
件名:SNS運用代行費用(2025年6月分)
請求金額:¥300,000(税込)
支払期日:2025年8月31日
業務内容:SNS戦略構築・毎週投稿作成・レポート提出
振込先:〇〇銀行 △△支店 普通1234567 カ)サンプル
発行元:株式会社サンプルマーケティング

このような形式で、内容が正確・明確であれば、形式は厳密に決まっていません。必要に応じてロゴや印鑑を加えてもOKです。

ファクタリング会社がチェックするポイント

請求書をもとにファクタリング会社が確認するのは以下のポイントです。

  • 支払期日が明記されているか
  • 請求先が法人であり、実在しているか
  • 取引内容が明確で、業務実態に矛盾がないか
  • 売掛金額が適正か(不自然に高額でないか)
  • 二重譲渡(すでに他社に売却済)でないか

信頼を得るためには、丁寧で過不足のない記載が求められます。

ファクタリング請求書の注意点

以下のようなケースでは、審査で不利になることがあります。事前に防ぎましょう。

  • 記載の抜け漏れ(請求日・金額・期日など)
  • 支払期日が90日以上先の場合
  • 個人事業主フリーランス)などを相手とした債権
  • すでに入金済の売掛金(二重譲渡禁止)
  • 金額とサービス内容に整合性がない

分からない点がある場合は、ファクタリング会社に事前に相談しましょう。

必要書類の少ないファクタリング業者

「多くの書類を揃える余裕がない」「すぐに申し込んで資金化したい」——そんな方におすすめなのが、必要書類が最小限で済むファクタリング業者です。

ファクタリングの申し込み時には本来、会社謄本、決算書、入出金履歴、契約書などの複数の書類が求められることが多いですが、最近ではAI審査やクラウド連携を利用することで、請求書と本人確認書類のみで審査が可能なサービスが増えてきました。

ここでは、そうした「書類の負担が少ない・スマホだけで完結する」ファクタリングサービスを紹介します。

ラボル(Labol)

ラボルは、AIによる自動審査を導入した新時代のファクタリングサービスであり、業界でも特に「提出書類の少なさ」で知られています。

申し込みに必要なのは本人確認書類(運転免許証など)と請求書の2点のみ。決算書や登記簿、通帳コピーなどの煩雑な資料提出は不要で、PCはもちろんスマートフォンだけで申請が完結します。

個人事業主や副業を行っている方の利用実績も豊富で、アプリ開発収入やコンサル報酬など、比較的新しい形態の収益も柔軟に審査対象としてくれます。忙しくて書類準備に手が回らない方や、シンプルなステップで即日入金を目指す方にはうってつけのサービスです。

ラボルはこちらから

QuQuMo(ククモ)

QuQuMoは、スマートフォンから簡単に申し込み可能な、完全オンライン型のファクタリングサービスです。申請に必要な書類は、本人確認書類と請求書のみと非常にシンプルで、複雑な書類提出や面談は不要です。

手続きはすべてスマホやPCから完結し、最短で即日審査・即日入金に対応。特に副業収入やフリーランスの請負報酬など、個人の少額債権にも柔軟に対応している点が特徴です。

登録から審査結果の通知、契約、振込までをすべてオンラインで行えるため、事業の合間でも時間を取らずに資金調達が可能です。実績や信頼性にも定評があります。

QuQuMoはこちらから

 

まとめ|請求書は“信頼性の証”になる

ファクタリングの利用において、請求書は単なる取引記録ではなく「この債権は正当である」という信頼の根拠になる重要書類です。適切なフォーマットと正確な情報を備えていれば、審査がスムーズに進み、資金調達もスピーディに行えます。

この記事を参考に、あなたのビジネスに合った請求書を確実に作成し、安心してファクタリングを活用してみてください。